途方にくれてホームページ
ホームへ立松和平関連ページ各地の話題など身近な風景きままに掲示板、投稿関連リンクパージへ
『小さな継続』

 先日、あなたは70回に及ぶ献血を通じて赤十字事業の進展に多大の貢献をされました。その御功労に対し感謝の意を表しと、銀色有功章なるものを頂きました。初めての献血は高校の時。副担任の親か誰かに輸血が必要とクラス中で病院に行かされ、多少のお礼頂いたような覚えがある。それから舘岩村当時は強制的に、今は健康診断のつもりで都合が付けば献血をしている。献血車は会津各地を定期的に巡回し献血を呼び掛けていて、その都度何型が足りないと看板は並ぶが、いつも献血者は思うほど多くもない。最近は、町からの記念品や飲み物も頂けて待遇は悪くなく、注射針も改良が進みあまり痛くもないし、それ以上にボランティアや寄付行為等々とも違う、自分でしか出来ない簡単に世に貢献できる行動として継続していきたい。
『アルバム「氷の世界」』

 昨夜、70年代のお化けアルバム「氷の世界」の検証番組が放映された。今なお人気を誇る井上陽水、その3ヶ月にも及ぶ作成秘話が語られていた。高校1年、会津若松市民会館での陽水コンサート、12kmを自転車で駆け付けた。そのコンサートはアルバムのままの静かな語りから始まり、今でも鮮明に蘇る。下宿の拓郎狂いの先輩の影響でギターをはじめ左官のアルバイトで購入した。チケットもまた土壁の力仕事が化けた宝物、コンサートの帰りは「陽水」になっていた。その後、学園祭でもギターを弾き青春していたものだ。
 息子はBz狂い。何万人も集めるグループが3千人そこそこの会津風雅堂にやって来た。会場周りには大きな人だまり、車のナンバーも県外車が並び、息子のテンションは最高潮。それでも歳のせいか、ジャンルの違いか「陽水ほどの衝撃」は受けなかった。今夜改めて「氷の世界」に没頭し、夜中にギターを持ち出した。譜面を見なくても、そこそこ弾ける自分がいた。私は、陽水、忌志郎合作の「帰れない二人」が好きだ。