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『命日の大雪』

 2月8日、立松さんの命日。全国的な寒波によりどこもここも交通がマヒした。
 浅草19時発、鬼怒川温泉21時着の電車に乗った、鍼灸師の竹村先生一行も直撃された。
 電車の到着時間に合わせて、舘岩の家を19時に出発。鬼怒川への途中でまだ電車が動いていないと連絡が入る。雪も激しく降り始めたことから、一度家に戻り大きな車で迎えに行くように引き返すこととしたのだが、中山峠で雪崩に遭遇する。携帯電話の通じる会津高原駅まで引きかえし、警察、建設事務所、舘岩支所へ緊急の連絡を入れた。仕方なく電車の動きを心配しながら鬼怒川へ再度向う。東さんからもあきらめムードのメールが何度となく入電、到着は翌日の3時を過ぎた。鬼怒川から除雪がままならない道路をひた走り国道352号線に入るが雪崩での通行止めは解除されていない。しかたなく別のルートをまわることとした。宿に着いたのは午前5時過ぎで東京から10時間を要した。少し仮眠したいとの事で宿には8時過ぎに迎えに行き木賊温泉に向かう。昨日の大荒れの天候が嘘のように快晴、誰も入っていない岩風呂に雪を浮かべながら、日頃の疲れと昨夜の疲れを汗にだしまさに極楽極楽と。ゆったりとくつろいだ後は宿に戻り、お目当ての手打ち蕎麦。昨夜食せなかった熊鍋、栃餅も並ぶ。3時には帰途につく弾丸ツアーとなったが、お目当てを全て済まされた満足の小旅行となった。


『和平さんと再会する「立松和平写真展」』

 宇都宮市南図書館で2月20日から3月27日迄、立松和平写真展「釧路湿原」が展示されていて、4月末から5月末まで福島の下郷町落合会津ジイゴ坂スタジオ(旧落合分校)でも引き続き展示の予定だ。立松文学を紹介する機会はなかなか難しいけれど、写真や映像によってまた和平さんを知る機会になれば「和平文学」を紐解いてくれることにもなろうか。
 和平さんゆかりの地で、友人それぞれが「足尾の植樹」のように小さな動きをして頂けないだろうか。「和平本」を本棚に置いても、和平文学は後世に伝わらない。それは和平文庫にも言える事で、大きなことは出来ないが文庫でお茶でも飲んで頂きながら「和平さん」を語りたい。立松和平データハウス「途方にくれて」へ、毎回違う和平さんの写真を提供して頂く戸崎さんに感謝です。



『ふるさと話』

「途方にくれて」の中にふるさと話コーナーが存在するが残念な事にまだ2件の投稿だ。
是非お願いしたいことなのだが、和平さんが残してくれた「色紙」と共にコメントを携えて戸崎さんへ送ろう。立松さんの足跡がそこから見えてくるはずです。おおくのふるさと話を是非聞かせて下さい。