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『市村社長の合宿』

 合宿と言えば、高校・大学等スポ根を思い起こすが、年代も様々なゴルフ合宿を、たかつえカントリーで開催された。ホテル泊にも係わらず、夕食は馴染みの小勝光則宅。社長が大好きな、キミエばぁさんの手打ち蕎麦がメインとなり、季節の山菜や郷土食が並ぶ。 ゴルフ成績の景品でさえ、舘岩の商品を並べる徹底ぶりに、町の者として感謝である。 5月桜の季節とはいえ、夜の冷え込みは感じるが、並べられた料理と、囲炉裏の熱燗が温かく皆さんを持て成した。光則さんの付き合いは大きなネットワークを広げている。



『久しぶりのワッカの会』

 5月5日、久しぶりに宇都宮の篠井で「ワッカ会」なる集まりに参加した。飯山ワッカの会
 和平さんが生前の頃は帰郷の際当たり前に開催されていたが、宇都宮の方々も亡くなられた方、病弱の方、高齢者等々それぞれの都合で、なかなか集まりを持つ機会も減ってきた。小島さんが炊き込みご飯をつくり、参加者それぞれが何かを持ち込みテーブルはごちそうが並んだ。美千絵さん、中山ご夫婦も子供連れでの参加で「ワッカの会」の顔が揃ったのもうれしい限りで、集合写真も豪勢な並びになる。田崎さんが、遠く騒ぎがわきたち、笛の音もかすかに聞こえるような気がした。「今も時だ」のnows the timeを和平氏愛唱歌、網走番外地まで入れてCDに落としてくれた。次の集まりを予定することなく散会となるが、またそれも楽しみで待つとしよう。



『会津ジイゴ坂学舎』

 「会津を愛した作家 立松和平写真展」を学舎ギャラリーで、5月12日から6月15日まで開催する。学舎内にドキュメンタリー映画製作の拠点をおく監督の安孫子氏は、立松さんと南米、欧州を撮影でともに旅し、「月の章」では挿入文を書いている。写真パネルには自筆の解説文が書き添えてあり、旧小学校の面影を残す学び舎に立松文学が蘇る。舎内では地元の食を楽しむ喫茶もあり、パンやカレーの香が立ち込めてゆったりとした時を過ごす事ができる小さなコミュニテイに、会津に来たら是非立ち寄って欲しい。



『節句』

6月1日の朝5時、前沢集落では早くから「お宮」掃除が行なわれ、終了するとそれぞれが菖蒲、モチクサを取りに行く。菖蒲、モチクサは玄関に供えられ、お風呂は「菖蒲湯」となる。よく、おやじに菖蒲の笛を教えられたことなどが思い出される。前日から出かけていて当日は宮掃除も参加できなかったが、帰れば玄関先に菖蒲、モチクサが置かれていて、直ぐに節句の準備をすることができた。いつもながら地域の人には感謝で、供えつけを終えゆっくりと菖蒲湯に入らせて頂いた。集落によって、モチクサはあるが、菖蒲がなくなりつつあると聞くが、トンボが舞う池や田んぼがなくなると文化も消滅することになる。